今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

ドイツ語の単語が長い

という話を目にしたので。
ゲームで海外、特にヨーロッパ向けに言語対応することがあります。うちらの言葉ではおそらく一般的に「ローカライズ」と言っています。
その時に問題、というと語弊がありますけど、槍玉に挙がるのがこの「ドイツ語の単語の長さ」です。
ゲームで言葉というのは色々な場面で出てきます。メニューだったり各種メッセージだったり。「セーブ中です」とか「PRESS START BUTTON」とか、目にしますよね?
これを各言語に対応しようとすると、当然その言語に翻訳して表示しないといけません。「PRESS START BUTTON」くらいならまあなんとかなるかもしれませんが、メッセージとなるとそうもいかないことがあります。
ここで、「ドイツ語の単語の長さ」が問題になります。海外の単語は日本語と違って「単語の途中で改行することが基本的には許されない」のです。
つまり、どんな長い単語でも1行の中で記述されていないといけないというわけです。
コレがドイツ語になると、下手をしたら1行に2〜3単語しか収められなくなり、結果行数が増えて一回の表示では収めきれず、他の言語では必要なかった「スクロールして表示しなければならない」などの各種問題と言うか対応が必要になります。
まだまだ他にも問題はあるんですが、まあ、ローカライズをする時にドイツ語対応することになった時点で色々鬼門だなあ、と、毎回思うと言う話でした。特に結論も落ちも無いです。
最近は解像度が横長で高解像度になってるので、以前の様な問題は少なくなってるかもしれませんけどね。