今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

「ゲーム(プログラミング)でも同じような大会できないかなぁ?」の続き

まあ反応とかコメント頂いたので、その後考えたこととか思い出したことなど。
以前(http://d.hatena.ne.jp/isshiki/20061218/p5)書いた内容で、

「ゲーム(の画面)の見た目で判断する」というんじゃなくて、「ゲームそのもので判断する」という場があっても良いのではないか?というのが事の発端なんだけど。

と書いたが、思い返してみて、それよりもちょっと前に些細なきっかけがあった事を思い出した。
今年の頭だったかにあった SDL-off で、何故か「PONG」(が解らない人はぐぐるなり WikiPedia なりで調べよう!)が異常に流行ったことがあって、というかそのオフの前にチャットで「PONG なら10分で作れるよね」的な話が出て、実際に10分で作る人、驚愕の5フレームネット対戦版 PONG を作る人、以前作った極小 PONG を披露する人と、まあ他にも色々いた訳なんですが(参考:http://d.hatena.ne.jp/shinichiro_h/20060125#1138163731)。
ボクの PONG はテニスとピンボールの文脈を微妙に取りいれた PONG で、CPU の動作を作るにはわりとうってつけ(それなりに操作できる余地がある)で、それ用の CPU をいろんな人が作って持ち寄れたら面白いよね?とかそんな感じのことを話してたんです。まあベタ C で組んでたし、プラグインとか外部のスクリプト食わせて云々とかいう機構が全くなかったので、持ち寄ったソースをその場で組み込んでホゲるしかないのがなんともな感じですけど。
ボクが前の雑記で「CPU が云々」って書いたのも、なんとなくその辺のことを覚えていたせいだと思う。以上が「思い出したこと」。
id:ABA さんが書いた「縦シューのボスが云々」でも良いとは思うし、シューティング作ってるプログラマならそれで充分面白いと思うんだけど、なんかもうちょっとプリミティブというか、単純というか、何かに特化した部分で競わせた方が、ゲームプログラマ以外の人が参入してきて面白いかもしれないなー?と言うのが主な趣旨だったりします。シューティングならボス戦ではなくて、ギャラクシャンの敵の飛行曲線に特化したコンテスト、みたいな(それはそれでどうか?という気はしてなくはないですけど...)。
クソゲー度やトンガリ度を競うような状態」ですが、まあ、そういう方向もアリっちゃアリなんですけど、そういうのって「方向性やテーマ」が決まってはいるけど漠然としている(運動会とか正月とかはまさにそういう傾向)ために起こるものだと考えています。もうちょっとテーマを絞る事でその辺はある程度回避できるのではないのかしら?と。参加している人の意識にもよるとは思うのですが(<お前が言うなよ)。
「目的のために道具(プログラム)を作ると考えれば思考ルーチン以外でも競えるはずです。」というのはまさにその通りで、結局さっきも書いたとおり、まずその「(コンテストの)目的」をしっかり決める必要があるんですよね。
今考えていることをまとめてみると、

  • ゲームとしては単純(PONG レベル)
  • 作り手に手を入れる余地がある(カスタマイズしがいがある)
  • その結果を評価しやすい(面白い/面白くないがわりと明白)

的な素材(ゲーム)があれば、テーマとしてはそこそこいけるんじゃないかなあ?と...。
まだまだ考え中なので、なんか考えがまとまったらまた書くかも(<開催する気は無いのか)。