今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

JR東日本の新幹線トラブル、原因はシステムの処理容量オーバー

ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110118/356225/

JR東日本は2011年1月18日、前日に発生した新幹線の運行トラブルについて、運行管理システム「COSMOS」が処理容量の限界を超えたことが原因だったと発表した。

COSMOSは1分ごとにデータ変更が必要な箇所のチェック処理を起動しているが、変更が必要な箇所が600件を超えるとダイヤを表示できなくなる仕組みになっていた。この日は短時間に修正指示が集中した結果、変更が必要な箇所が600件を超えた。これにより、東京の運行本部にあるパソコン22台すべてでダイヤ画面の表示が消えた。

JR東日本は今後の再発防止策として、「データ修正が必要な箇所が600件を超えても、予想ダイヤを表示できるようCOSMOSのプログラムを改修することを検討する」としている。

「600件」というのが多いか少ないかといえば、通常考えれば少ないと思うけど、一件のデータサイズがどれほどかは明示されてないのでまあここでは不問に付すとして。
問題はなぜここまで局所的な情報が「600件」も発行されたのかだよな。(関東甲信越、東北)新幹線の不具合報告が、停車駅全駅で発行されたとしてもそこまでの数にはならないと思うんだけど、実際のところはどうなんでしょうね?
こういう話を目にするたび、以前ここにも書いたんだけど、「国鉄の危機管理」の話を思い出す。曰く、「危機は起こるもんだ。起こったときにどうするかが本当の危機管理だ。」という話。
ああこれだこれ。「機械は必ず故障する」http://d.hatena.ne.jp/isshiki/20060725/p2