今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

Lua

ちょいと訳あって、スクリプト言語Luaを調べた。存在は知っていたのだが、今までちょっと不精していたのだ。
本家(英語) http://www.lua.org/
日本語訳 http://staff.aist.go.jp/yutaka.ueno/lua/docsjp.html

LuaはBasicやC言語などに代表されるプログラミング言語と同じ役割ではなく、ソフトウエアシステムの拡張のための言語として開発されました。

つまり「システムそのもの」を作るためでは無く、システムを「容易に拡張する」ために作られた言語だ。
この「容易」というのは、プログラマが容易にできる、というだけではない。

 したがって、ソフトウエアシステムを拡張する言語には、一般のプログラミング言語とは違うことが要求されるのです。それは、次のような必要事項です。
・システムの設定に利用するための、様々なデータを記述できる機能があること
・ユーザはプログラミングのプロではないので、簡単で明瞭な文法であること
・コンパクトで、組み込みが容易であること
・小規模なプログラムで、数千行にわたることはないので、変数の型チェックや情報のカプセル化、などの大規模プログラミング支援機能は必要ない
・自分自身が拡張可能であり、様々なユーザを想定する抽象化したレベルのデータを扱えること 

ちょっと専門的な話なので、乱暴に要約すると「プログラマ以外でも比較的容易に、あまり複雑な事を覚える必要も無く、それなりになんとか機能を追加できますよ」ということ。なのか?
記述法の元になったPascalには明るくないので、記述自体にはちょっと違和感を覚えるが、まあ、それも組んで見れば慣れるでしょう。
とりあえず、軽く触ってみようかと思っている。