今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

続・SDL-off 2009 夏 … 思うこと

Zinnia さんの言及を受けて。ちょっと書くことにします。
Zinniaさんの http://risky-safety.org/~zinnia/d/2009/06/#20090605-t0-h6-p0
元となったボクの http://d.hatena.ne.jp/isshiki/20090507/p1
まずボクが「プレゼンするのが嫌い」と思われている感じですが、「苦手」ではあるしそう公言はしてますけど決して「嫌い」ではないですしむしろ「聞く」分には大好きです。ボクが書いた、

プレゼンベタのボクまでもが「プレゼン」を事前に用意して時間を気にしながら発表している

というのは、あくまで「時間」を軸にした話であって、「プレゼン」そのものを否定した話ではないです。
では「何故(苦手という)プレゼンを用意したの?」という話ですが、話は単純で、「こんだけ人数がいて発表者が多いん(だろう)だから、少しでも時間短縮に貢献しなければ」という程度の話です。ボク一人が縮めたって大したラップタイムが稼げる話ではないですし、そもそも会場で発表者を集計して「一人n分でお願いします」といえば済む話といえばそういう話だったんですが。こういう点も次回以降の課題ですね(<というお題目を掲げつつ次回に生かせないのは Zinnia さんと同じ事を言ってて心苦しいです...)。

その場でコードがどんどん変わってって盛り上がったり、というのが他のオフではなかなか味わえない醍醐味だと思うし、そういった傾向が薄れつつあるというのも確かだ。

これは確かにそうですね。せっかく「GP2X」とかで動かす馬鹿(<失礼な)とか出てきてるんだから、そういった方にもうちょっと「その場ハック」とかもしていただきたいし、そういうのを目の当たりしにしてみんなで「おー!」とか言いたいし、そういうのが「SDL-off」の醍醐味だと今でも思ってます。
って言うと言い過ぎですが(ハードル上げ過ぎとも言う)、そういうハックとかもした いですよねぇ...。やっぱり合宿かなあ...。

オフをきっかけに (次回の準備をしたり、いろんな人と交流したりした結果として)日常生活に変容をもたらすことができている様子を見ることができるというのは、物事を企画する人間として非常に得がたい喜びだ。それを僕が実現させているのだ、というようなつもりはないんだけど、そうやって育んできたものは大事にしてゆきたいと思っている。

ボクは今までいくつかの off に参加してきたけど、「プログラマ」としてここまで楽しく、また居心地の良い off に巡りあった事は無いです。それは「ゲーム云々」は抜きにして、なんだろう、「打てば響く」というか。それがこう「日常生活に変容をもたらすことができている」というのに繋がっているんじゃないのかなあ、と。
ボクがあまりこういう事を、正直ここで言うべきじゃないのかもしれないんだけど、自分が関わっている(というか手掛けている)プロダクトについて、必ずしも「完成していなくても良いんだよ?」というか「作りかけ」を安心して見せられる、というのはでかいなあ、と。ちょっと話変わったけど。

だらだら感が失なわれてしまっているというのは確かで、それを寂しいと思っているのも事実だし、一方でプレゼンしたがりの僕としては発表者が増えてくれるのは純粋にうれしい。完全に受身でも得るものを得て帰ってもらえると思うし...

方策として、時間を増やす、場所を広くする、という2点があると思っている。やはり、プレゼンというのはダラダラしつつもコアの時間を設けるという点ではよく機能してくれていると思っているし、しかしそればかりで終わらせたくはないので、単純にもうちょっと時間を増やして発表タイムとフリータイムを分けたいとは思っている。

当面はその辺ですねえ。以前誰か(shinh さんだっけ?)が言ってた「もう1次会場で2次会も含めてやりゃいいじゃないですか」というのは実は結構いいアイデアじゃないんだろうか?とか思ったりするわけです。

まあそんなこんなも含めて、今後も SDL-off をよろしくお願いします。