今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

「過程」を見せる話

昨日の話の延長で、「プログラムを組んでいく上で、その思考とか流れ、手順がどう経ていくのかをどう見せるのか?」という話です。
「動画で見せるのが良い」と書きましたが、もう一つ重要な点として、「自分が普段取り組んでいないものに取り組む」というのがあると思う。
ボクは確かに仕事でゲーム作っているし、趣味でもプログラムしてはいますが、ゲームにしても(他のゲームプログラマよりは様々なジャンルのゲームを手がけている自負はありますが)全ジャンル網羅しているわけではないし、ゲーム意外となるとほとんど手を出していないのが現状。Androidで自分が使うためのアプリとか何本か作りましたが、まあ、その程度。
で、「動画で思考なども含めて過程を見せる」となると、なるべく「作ったことのないジャンル」が良いんだけど、だとしても「全く手がけたことのない」ジャンルに手を出すのもいけない。そもそも「これどう作ればいいんだ?」というレベルだと、思考ばっかりでまったく先に進まない動画になる。そんなの見せられても視聴者は困るというかブラウザ(かタブ)をそっと閉じるわけで。
となると、「作るのは想像できるけど作ったことないジャンル」とか、「以前別の言語で作ったことあるけどこの言語ではない」の2択になるのかな?と思っている。今回動画にするとしたら別にどっちでも良いんだけど。
後者は最初の話(「自分が普段取り組んでいないものに取り組む」)と矛盾するけど、やっぱりこっちの方がいいのかなあ?と思う。3年位前に、当時の(Sunabaの)バージョンでシューティング作ったことがあったけど、あの時は「この言語でこれをどう組めばいいのか?」というのでかなりの時間が掛かった。あと、あの時は「過程を見せる」とか「短くする」とかそういうことを全く考えていなかったので、今のSunabaと取り組み方で組むとまた違ったアプローチができるかもしれない。
ただ、正直シューティングは作り慣れてるけど、やっぱりある程度規模が大きくなってしまうので、3時間で作れるのか?という疑問はある。あと素材的(リソースという意味ではなくプログラミング的なという意味で)にも新しい要素が多いと思うので、動画の密度は濃くなるだろうけどターゲット層に対して適切なのか?という点でも疑問だ。
一方テトリスは、結局完成させてないけど、アレを再度組めといわれたら普通に組めるし、昨日掲載したまでのソースだったら淀みなく組めると思う。でも、それでは「思考の過程」を全く説明しないまま進んでしまうので、動画としての意味がない。アレの続きを組めば良いんだろうけど、途中からのものを見せられても、ということになるよなあ。
といったような事をウダウダ考えてて、「これなら良いのでは?」というジャンルを思いついた。ジャンルについてはここで明言しないけど(そもそも動画撮れるかどうかという根本的な問題は解決してないし)、大体以下のような基準で考えた。

  • 作ったことは確かにあるけど仕事で作ったことはない。
  • しかも趣味でも一回くらいしか作ったことがない(=未経験ではない)。
  • そのジャンルを作ることに対して、どう作ればいいか想像はできるけど、具体的なビジョンとかコード(=プログラム)はすぐには出てこない。
  • なので、作る過程で適度に引っかかることが期待できる(=思考する時間ができる?)。
  • あと、ゲームとして成り立っていて、作る必要がある要素が極力少ない。

ようは何を期待しているのか?というか狙っているのか?というと、「ボクが素で手が適度に止まる程度のゲームのプログラム」な訳です。やっぱりそういう「素」の部分がないと臨場感というかライブ感が出ないと思うし、見せたいのは「完成するまでのプログラミング動画」ではなくて「この形になるまでどういう過程を経てきたのか?」という動画だ。そのためにはボクが「本気で困っている」様を見せないといけないと思う。そして、それを「どう解決していくのか?」というのが撮れればいいのかな?正直、書けば書くほど新山さんのPythonゲーム作成動画の話になってしまうんですが。少しでも、あのライブ感が出せればいいかなあ。