ファミコン版「スーパーマリオブラザーズ」でアトラクトデモが2種類ある
という話です。
ちなみに「アトラクトデモ」というのは、タイトル画面の後に流れる、ゲームのプレイデモの事を指します。
で、表題の話ですが、正月に買ったファミコンソフト福袋に入っていたスーパーマリオのデモを見ていてふと気が付いた事が始まりです。
実際にどちらのデモも見覚えはあるので「見たことない」というわけではないのですが、2パターンあるという認識は正直なかったんですね。
んでよくよく見てみると、以下のようなパターンであることが解ります。どちらも「1−1」がデモのステージとなります。
- 2本目と3本目の土管の間で、デカマリオの状態で時間切れで終わる。
- 3本目と4本目の土管の間で、3匹目のクリボーにやられて終わる。
二つの間で、特にキノコを取った後の行動に大きな違いがあるのですが、まあその辺は実機をお持ちの方は実際に確認してみてください。お持ちで無い方は動画を探してみてください<他人任せ
で、特筆すべき二つのデモでの一番大きな違いは、「2本目と3本目の土管の間にクリボーが居るか居ないか」です。実際に2ではそのクリボー(以下2匹目のクリボート呼ぶ)に接触してチビマリオになっていますが、1ではそもそもクリボーが存在しません。
気になったので実際に検証してみました。検証内容は、
そもそも2匹目のクリボーが出たり出なかったりするのか?
というものです。
色々プレイしてみた結果、確かに「2匹目のクリボーが出たり出なかったりすることがある」事がわかりました。
再現性もあります。具体的には、
1本目の土管をジャンプで超えた段階で、2本目の土管に到達するまで少しずつ右に移動する。
と、2匹目のクリボーが出現しません。
また「2匹目のクリボーが出現しない」デモプレイを真似たプレイをすると、かなりの高確率で出現しません。
理由や理屈は想像できますが、実際に解析したわけではないので、ここでは「そういうことがある」という話に留めておこうと思います。興味のある方は続きを検証してみては。
−
まあ、ここまで詳細に書いておいて「だからなんだよ」という話ではありますが。